【猫の尿道閉塞】おしっこが出ていないと思ったら要注意!冬場に注意したい尿の病気!?
猫が何度もトイレに行っているがおしっこがでてない。ぽたぽた、尿が漏れ出ているといった時は尿道閉塞の危険があります。特に最近は寒くなっているので、尿道閉塞になりやすくなります。
尿道閉塞とは
尿道に結石や尿道栓子(膀胱内の細胞や血液成分が固まったもの)が詰まっておしっこがでなくなってしまう病気です!
おしっこはまず腎臓で作られてそれが尿管を通って膀胱にたまります。おしっこはある程度溜まると膀胱から尿道を通って排尿されます。
結石について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ
尿道閉塞の原因
オスは尿道が長く細いので詰まりやすい。
メスは尿道が短く太いので詰まりにくい。
なので、オスは要注意‼
最近寒くなってきています。人もそうですが寒くなるとトイレに行くのもおっくうになると思います。
猫もトイレにいく回数が減ってしまいます。
トイレに行く回数が減ると結石や尿道栓子ができやすくなってしまい、尿道に詰まってしまいます。
なので、冬場はトイレの回数が減るので注意‼
尿道閉塞の症状
尿道閉塞になるとおしっこがでなくなります。
なので、トイレに何度も行ってるがおしっこが出てない、おしっこがポタポタ垂れているようなら注意です。
詰まってもすぐに詰まりをとってあげれば問題ないですが、長時間詰まっていると急性腎不全になってしまいます。命の危険も‼
1日以上尿が出てなければ急いで動物病院へ‼
尿道閉塞の治療
尿道カテーテルを使って尿道に詰まっているものを取り除きます。
もし、長時間閉塞が続いていて、急性腎不全になっていいたら点滴が必要です。
閉塞を取り除いても何度も詰まる子がいます。
そういった子は手術が必要です!
膀胱の中の結石を取り除く手術や尿道を切って太くする手術が必要になります。
フードも変更しよう!
おしっこ用のごはんは尿量を増やし、結石をできにくくする効果があります。
特にユリナリーCLTやC/Dコンフォート などミルクタンパクを含んでいるものがおすすめです。
ミルクタンパクはストレスに効果的です。
まとめ
尿道閉塞は尿道が詰まってしまう病気です。
特に、寒くなってくるとトイレに行く回数が減って尿道が詰まりやすくなります。また、オスはメスより詰まりやすいので注意です。
もし、おしっこが出ていないようなら命の危険もあるので、早めに動物病院へ行きましょう。