【ヘビ咬傷】散歩中に草むらに入った時に急に痛がったことはありませんか?
今回はヘビ咬傷について解説したいと思います。ヘビは春と夏に多いため、この時期にヘビの繁殖している藪や草むらに入ってしまうと、咬まれてしまうことがあります。毒ヘビの種類としては本州ではマムシやヤマカガシ、沖縄などではハブなどです。
無毒のヘビはアオダイショウ。アカマタなどですが、毒ヘビと違って咬まれても比較的安全です。
症状
咬まれた所がヘビ毒によって腫れたり、広範囲に壊死していきます。ヘビ毒の影響は2~5日間程度続くので、その間どんどん皮膚の病変が広がっていきます。咬まれてすぐはショック状態になったり、腎不全、呼吸不全になる可能性もありかなり危険です。
治療
咬まれてすぐはショックに対する治療(点滴など)を行います。また、傷口からの感染予防で抗生剤を使用します。人ではヘビ毒に対する抗毒素血清などで治療しますが、かなり高価なため動物病院では置いてないことが多いのではないでしょうか。
まとめ
ヘビに咬まれたら、重症な場合は亡くなってしまうこともありますので、早めに動物病院を受診しましょう。春や夏はヘビがいそうな藪や草むらに入らないように注意しましょう。毒ヘビの生息区域は自治体のホームページなどで公表されていることもあるので参考にしましょう。
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