【犬と猫のアナフィラキシーショック】ワクチンを打った後、食後に急にぐったりしたりしたことはありませんか?
今回は犬と猫のアナフィラキシーショックについて解説したいと思います。アナフィラキシーとは、IgEを介したⅠ型アレルギー反応(即時型過敏反応)で、症状は30分以内で現れることがほとんどです。
ワクチン接種後にアレルギーを起こしやすい犬種は、小型犬や純血種で、特にダックスフンドは発症する子が多いです。
アナフィラキシーの原因
- ワクチン
- 食べ物
- 麻酔薬
- 抗菌剤
- 造影剤
症状
軽度のものだと皮膚が赤くなったり腫れたりするだけですが、ひどい場合は呼吸困難や循環不全で死亡することもあります。
治療
軽度ものでは抗ヒスタミン剤やステロイド剤で対応できますが、重症な子は、循環の管理や気道の確保など救急の処置が必要になりますので、すぐに動物病院に行きましょう。
まとめ
純血の子、特にダックスフンドはアレルギー出やすいのでワクチンの後や薬の投薬、新しく与える食べ物などは注意しましょう。アナフィラキシーショックは30分以内に起こることがほとんどなので、その間は注意して観察しておきましょう。