【犬と猫の偽妊娠】ウソ、ホント⁉犬、猫は交配してなのに、妊娠する?
今回は犬と猫の偽妊娠について解説したいと思います。
犬を飼っていると1年に1、2回は発情がきます。
偽妊娠とは妊娠していないのに妊娠しているような体や行動の異常がでることです。
そして、偽妊娠は発情後1~2ヶ月くらいで見られることが多いです。
もし偽妊娠になってしまったら、次のような徴候が見られるのでチェックしてみましょう。
偽妊娠の徴候
- 乳線の腫大
- 乳汁分泌
- 食欲不振
- 攻撃的・神経質になる
- 巣作りをする
- おもちゃを子犬のようにかわいがる
偽妊娠は野生時代の名残⁉
犬が野生で集団生活していた時に、他の子犬の世話を集団でするための生理的な現象のなごりと言われています。
偽妊娠の対応
では、偽妊娠になった時にどうすればいいのでしょう。
結論は時間とともに自然と治まってきます!
ただ、乳腺を自分で舐めている場合は刺激でホルモン分泌が促進されるので舐めないようにしたり、おもちゃを子犬のようにしている場合はおもちゃを取り上げる必要があります。
また、発情のたびに偽妊娠を繰り返す場合は避妊手術を行いましょう。
ちなみに猫は犬のような偽妊娠の徴候は出ません。
まとめ
いかがでしょう。もし、発情が終わった後に元気や食欲がなかったり、乳汁がでたり、いつもと違う行動をする場合は偽妊娠の可能性があります。
何度も繰り返す場合は動物病院に相談しましょう。