【猫の毛球症】グルーミングのし過ぎは危険信号⁉
猫と生活をしていたらグルーミングをしている所をよく見かけると思います。
グルーミングは正常な行動ですが、やりすぎると嘔吐や便秘になり、ひどい時は腸に詰まってしまいます。
たまに、毛玉を吐いていることもありますが、たまに吐く分には問題ありません。
しかし、毛玉が胃の中にあると、慢性的に毎日吐いたりします。また、食欲がなくなってきて、体重も減ってきます。
毛玉が詰まりやすい原因は?
皮膚疾患や胃腸障害があると毛玉が詰まりやすくなります!
例えば、
皮膚疾患では
アレルギー性皮膚炎やノミなどで痒くなり、必要以上に舐める。そうすると正常な子より毛をたくさん飲み込んでしまいます。
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胃腸障害では
胃腸炎、寄生虫などで消化管の流れが悪くなり胃や腸で毛が固まりやすくなってしまいます。
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毛玉の対策とは
方法はいくつかありますが、皮膚や胃腸の病気がある時は、ますその治療を行いましょう。
それでは、病気がないのに毛玉がつまりやすい猫への対応を紹介します。
ラキサトーン
流動パラフィンで毛を消化管内で固まらないようにして、ウンチと一緒に出してくれます。
毛玉用ごはん
毛玉用のごはんは毛玉にならないようにウンチと一緒に毛を出しやすくしてくれます。
猫草
猫草を食べると吐くので、毛が胃の中にたまっていくのを防いでくれます。
ブラッシング
抜け毛が多いと、毛をいっぱい飲みこんでしまいます。そのため、定期的にブラッシングして毛を飲み込まないようにしましょう。
トリミング
長毛の子は短毛の子に比べて毛玉ができやすいので、長毛の子はカットしてあげると飲み込む毛を少なくできます。
コミュニケーションなどストレス対策
ストレスが原因で過剰にグルーミングすると、それだけ毛を飲み込むので詰まりやすくなります。
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まとめ
ひどい場合は内視鏡や手術が必要です。
胃にある場合は内視鏡でとれること間ありますが、腸に詰まってしまうとお腹を開けての手術になってしまいます。
毛玉の心配がある猫には早めに対策してあげましょう。